KARTE Message

プロダクト概要

KARTE Messageとは

KARTE Messageは、KARTE上のデータとクライアントが持っているデータを掛け合わせて、マルチチャンネルで通知を配信することができる、スケーラブルな配信プラットフォームです。クライアントのデータとKARTE上のデータを掛け合わせよりパーソナライズした配信を、メール・アプリプッシュ・LINEのマルチチャネルへ配信ができます。

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配信の管理

KARTE Messageでは配信に対して以下の設定ができます

  • 配信チャンネルの設定
  • 配信先の管理・組み合わせ
  • 配信コンテンツの設定・埋め込み
  • 配信タイミングの設定・管理 

配信リストの管理

KARTE MessageではKARTE Datahubと連携し配信先のデータを配信リストとして管理できます。さらに特定の条件でリストのデータを絞るフィルタリング機能も備えています。また、このリストは配信先のアドレス情報だけでなく配信コンテンツに埋め込むためのデータも合わせて持つことができま

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配信コンテンツの管理

KARTE Messageでは配信チャンネルごとに、配信コンテンツを管理することができます。配信コンテンツのテンプレートを作ることで、それをベースに配信ごとにコンテンツを作ることができます。また、配信コンテンツには配信先のデータをもとにした埋め込み機能もあるので、配信コンテンツのパーソナライズも行えます。

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取り組んでいるテーマ(課題と将来の展望)

KARTE Messageでは、下記3点をプロダクト開発の中心においています。

  • SQLを書くことができないマーケターがデータをもとにした施策の設定・配信・改善を行える
  • マルチチャンネルの配信が行える
  • 大規模な配信に対応

SQLを書くことができないマーケターがデータをもとにした施策の設定・配信・改善を行える

配信先のデータを絞り込む場合、SQLを書いて配信先のデータを絞り込むのが一般的ですがKARTE Messageでは視覚的に、配信先リストを組み合わせることで配信先データを絞り込むことができます。こういった機能を拡充させていますが、より高度な条件設定などをする場合はSQLを書く必要もあるので、よりその自由度を上げていくことが今後の課題で

マルチチャンネルの配信が行える

KARTE Messageでは現在、メール・アプリプッシュLINEの3チャンネルでの配信が行えます。また、それぞれのチャンネルでの開封やクリックのイベントトラッキングが行えます。

今後は、そのチャンネル数を増やしていく予定です。

大規模な配信に対応

KARTE Messageでは、主にマーケティングメールを配信するため、月間数億通を超える配信を行なっています。また、配信規模の大きい新規クライアントなどがいると、急激な配信量増加なども起こりえます。そういった大規模なトラフィックと急激なスパイクに対応できる配信システムを作ることもKARTE Messageの課題の一つになっています。

チーム構成

職種
役割・業務内容
PdM (プロダクトマネージャー)
プロダクトの全体戦略を策定し、優先度付けを行う。ユーザーのニーズや市場のトレンドを把握し、プロダクトの方向性をリード。
PMM (プロダクトマーケティングマネージャー)
プロダクトの市場投入戦略やプロモーション計画を策定。市場調査、競合分析、顧客フィードバックを活用して製品の認知度向上に努める。
Designer
アプリのUI/UXデザインを担当。ユーザ体験を最適化するためのビジュアル設計やインタラクションのデザインを作成。
Engineer
KARTE Messageは主にアプリケーションのシステムと、配信を行う基盤のシステムに大別できます。エンジニアはこの二つの開発を行います。現状チームの人数を加味してアプリケーションと配信基盤の開発チームを分けることはしていないので、幅広い開発を行うことになります。
Customer Engineer
顧客サポートと技術サポートを行い、プロダクトの導入や活用を支援する。そこで得たフィードバックを元にプロダクトの改善を行う。顧客折衝力とApp・KARTEに関する知識が求められる。

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